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屋根を洗浄する時は洗い終わった所に立って作業を進めていきます。洗浄していない所に足を乗せれば滑るからです。屋根洗浄は洗うことはもちろん、洗い終わった後の汚れを流す作業を丁寧に行うことが大事です。塗装の基本は「塗る前をいかに完璧にするか」にかかっています。
小さな石が吹き付け塗装された「リシン壁」。水が飛び出すガン先を壁に近づけ過ぎると石が取れてしまいます。もっと近づければ壁が掘れてしまいます。そのくらい威力がある高圧洗浄ですので加減しなくてはいけません。かと言ってガン先を離し過ぎれば圧がかからず汚れは取れません。近すぎず離しすぎず、が基本ですね。塗り替え工事の高圧洗浄は「塗装前に不純物を極力取り除いてしまう」作業ですので、塗装膜が長持ちするか否かはここから始まります。
屋根同様、洗浄後の「流し」も大事です。いい加減な流し作業をすればゴミをくっつけたまま塗装の工程を迎えることになりますから。高圧洗浄は水で汚れを流し落とす、という感覚ではなく、水を利用した「圧力」で「削り落とす」という感覚です。
屋根の洗浄が一通り終わったら軒樋(とい)の中のゴミや洗浄で落とされた不純物を洗い流します。この時の水の流れで樋(とい)の勾配もチェックします。