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大事なのは膜厚!しっかりと厚みを付けていきたいですね。(もちろん規定内の厚みで)希釈剤は極力少なくしたいところです。塗りづらかったり仕上がり具合が良くなかったりしてはいけませんが、薄めすぎるのは御法度!
ここでは久しぶりに赤系の色の錆止め塗料を使用しましたが、弊社ではグレーのものが多いです。錆止め塗料にも白、グレー、赤錆色等ありメーカーによってはまだ別色もあります。上塗りがきれいに仕上がるために下塗り色を選びます。昔はほとんど赤錆色ばかりだったような・・・。
住宅塗装において塗り仕事は下塗りからです。ですが下塗り作業でも順番があり、それは「どの場所から」ではなく「何の素材」からが大事です。最優先が金属部ですね。金属部にサビ止め塗装する前に、例えば外壁の下塗り作業をすれば金属部に塗料ミストが付着したら、付着部はサビ止め効果が無くなります。
とは言え、このような雨戸などは物を移動できますし戸箱の中に収納しておくことができます。よって雨戸などは必ずしも最優先に下塗りする必要はありません。2階に設置された雨戸など移動に手間がかかる場合、外壁が仕上がった後に作業する場合もしばしば。
かなりサビが進行していますね。これを一生懸命に削ってサビ止め塗料を2回塗る・・・は、おすすめしません。たしかにピカピカになるまでサビ成分が微塵も無くなればそれもいいですが、しっかり削り作業をしたつもりでもサビの再発は凄まじいものです。この場合ステンレス製の新品に交換しましょう。その方がお安く済みますからね。